社内でチラッと聞こえて、自分も興味があったのでGoogle PageRankについて
まとめておきましょう。このPageRankはほとんどのサイトにGoogle独自の
「多くの良質なページからリンクされているページは、良質なページである」
という原則を踏まえてのページの人気度を計算しています。
必ずしもこの指標が高ければ検索エンジンで上位に来るというわけではありませんが、
Googleでの検索の際にページの内容の関連性の高さとPageRankの両方を総合的に
判断して検索結果を表示しています。
このPageRankの出し方ですが、一般的に考えられているのが下記の図です。
わかりづらいので解説しましょう。
例えば、Aは3つのサイトからリンクされ、CとDにリンクしています。
他のサイトも同様に考えてください。ここで、Aのサイトのポイントを100とすると、
Aは2サイトにリンクしていますので、C,Dに50ずつポイントが配分されます。
一方、Bのサイトのポイントを15とすると、Bは3サイトにリンクしていますので、
C,D,Gに5ずつポイントが配分されます。そうすると、Cは(50+5)=55ポイントとなります。
このようにしてサイトのポイントが決まっていくわけです。そして、グーグルはこのポイントを
PageRankで換算して、0から10までの整数で示しているのです。
ではどうやってこのPageRankをあげるのか?ですね。
これは先ほどの図からみても簡単です。PageRankの高いサイトからリンクされること、です。
例えば、
・PageRankの高いサイトから相互リンクしてもらう。
・PageRankの高いサイトに広告を張る。
・PageRankの高いポータルサイト(Yahoo!など)にカテゴリ登録する。
と、いうのが実際できそうな処理になるでしょう。
重要なのは、
たくさんリンクを張ってもらう、ではなくPageRankの高いサイトからリンクを張ってもらう、
ことです。
PageRankの値ですが、 Rankが1違うだけでかなり違うということです。
PageRankの1から10というRankは、ざっくり言います と、ランクが1違うだけでも10倍は違います。
2違うと20倍かと思う人もいるのですが、実際は2違うと100倍、3違うと1000倍くらい違います。
そうすると、ページランク0のサイトから1000件リンクを張られているサイトよりもページランク5の
サイトから1件リンクを張られているサイトの方がページランクは高くなるのです。
やはり重要なのは、
たくさんリンクを張ってもらう、ではなくPageRankの高いサイトからリンクを張ってもらう、
ことです。