前職の会社概要を見た。

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何度も話しているかもしれませんが、私の前職は派遣業をやっている会社でした。その会社で営業・コーディネーター・求人広告の出稿管理等々の仕事をしていました。会社を辞める時、上司に「うちの会社は1年後には上場する。その時に今持っている株の価値が上がるからそれからにすればいいんじゃない?」と言われたが、正直仕事が面白くなくなっていた。お金とかじゃあなく。

そんな前職の会社だが時々会社ページを見たりする。この仕事を始めてからの癖なのかハックができているとか、Javaはこんなのを使っていたのか、と見たりします。でも私が前職を辞めて1年ぐらいが経った。会社概要を見ても上場するはずが一向にその知らせが出てない。

昨年に起きた金融ショックで派遣業(特に製造業に特化した派遣業)がかなりの痛手をくらっているのはみなさんもご存知でしょう。私の前職の会社も子会社ではありますが製造業に特化した派遣をしていた。その会社も例外なく波が来たはず。その結果支店が3つほど無くなってました。しかも外国人に特化した派遣業をしていた子会社もありましたが、解散という形で無くなってました。確実に業績が悪くなったんでしょう。

前職の会社はワンマンな社長で、派遣業が乗り始めの時期に事業開始した。行け行けドンドンの社風は業績を上げたが、その分捨てていくものも多かった。離職率が半端ない。1年続けれている人が稀だった。新卒で入った社員が4月に辞めたらしい。派遣されている人もすぐ辞めるが、それを派遣している人もすぐ辞める。精神が強くなかったら鬱っぽくなる人もいた。それでもその社風は止めなかった。でもその勢いで作った支店は同じ勢いで無くなる。支店が無くなるということがわかりますか?そこの支店から派遣されていた人の職が無くなるんですよ。そんな事を勢いでやっていく。

今考えてもあの時に辞めてよかったと思う。今辞めていれば「業績が悪くなったからだろう。」と思われたかもしれない。そんなので辞めたんじゃあない。「自分のやりたいことを見つけたかっただけです。」と胸を張って言えそうです。

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